イアドロップ
Eardrop |
下げ飾りつきの耳飾りやイアリング。
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イア・マフ
Ear Muff
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防寒用の耳覆いのこと。
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イアリング
Earring |
耳輪や耳飾りのこと。
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イーグレット
Eaglet |
白サギの羽毛またはその飾り。
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イージ・オーダー
easy order (和製語)
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決められたパタ−ンにサイズ、デザインの好みをあてはめて作られる仕立て方。
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イージー・パンツ
easy pants
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楽な感じのパンツ。ウエストゴムや引締めひもつきになっている。柔らかい素材、ゆったりとしたシルエットのものが多い。
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イースター・ハット
Easter Hat
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キリストの復活を記念する復活祭の日にかぶられる帽子
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飯田紬
いいだつむぎ
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長野県飯田で生産されている紬織り。
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イートン・カラー
Eton Collar
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イギリスのイートン・カレッジの制服のシャツの衿に用いられた、糊づけされた白い幅広のフラット・カラー。
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イートン・キャップ
Eton Cap
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頭にぴったりとした短いつばつきの縁なし帽子で、イギリスのイートン・カレッジでかぶられていたもの。
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イートン・グロップ
Eton Crop
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1920年代にイギリスで流行した、短髪で前髪を片側になでつけた髪型。イギリスのイートン・カレッジの学生の髪型。アメリカではボーイッシュ・ボブ、フランスではギャルソン。 |
イートン・ジャケット
Eton Jacket
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イギリスのイートン校の制服として用いられる丈の短いジャケット。燕尾服のウエストから下を切り落とした感じの上着。
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イエメン・ラム
Yemen Lamb
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イエメンの家畜山羊の分娩直後の子山羊の毛皮。
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イエレク
Yelek
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片前の胴着やチョッキを意味するトルコ語。エジプトではカフタンのこと。
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イエローオーカー
Yellow Ocher
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黄土色
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イオニア式キトン
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古代ギリシアで、男女が用いた下着または内着の一種。薄手で大型の布を、両手の前後に垂らし、ブローチで留め、胴部を帯ひもでとめる。
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衣蛾
いが
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毛織物を食害する害虫の一種。成虫は体長約5mmで、淡灰褐色、前透に三つの暗灰色の斑点がある。
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藺笠
いがさ
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編笠の一種。藺草の茎を編んでつくった日よけ笠。形態により富士おろし、忍び笠などがある。
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イカット
ikat
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絣(かすり)織物のこと。マレー語の『絞る』の意味。
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伊賀袴
いがばかま
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伊賀者が用いた短袴。挙動、歩行に便利なところから、武士の道中やきこり、猟師の間に用いられ、幕末には調練服の袴として用いられた。
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烏賊胸シャツ
いかむねしゃつ
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糊をきかせて艶出し仕上げをした、胸当てつきの礼装用専用の男性用ドレス・シャツ。
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怒り肩スタイル
いかりがたすたいる
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肩が水平になるくらいパッドを入れ、男子の背広のように形づくったスタイル。
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衣冠
いかん
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衣服と冠の装束をいう。本来は下袴、単、袙、指貫、袍に冠をつけた装束で、束帯の略装。
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異形断面繊維
いぎょうだんめいんせんい
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化学繊維は、普通円形の紡糸口より紡出され、繊維の断面は通常円形だが、紡出口金の孔の形状を変え、非円形の断面の形状を作ったもの。
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井桁絣
いげたがすり
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井戸の井を図案化した絣柄の一つ。
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衣桁
いこう
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着物を掛ける調度品の一つ。衣架あるいは御衣掛ともいう。
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イザール
Izar
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下層のイスラム教徒女性が外衣として着用する白木綿の布。
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イザボー・スリーブ
Isabeau Sleeve
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肩を頂点として下方にいくに従ってひろがり、三角形のようになった袖。
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居坐機
いざりばた
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日本や朝鮮で古くから使われてきた手織り機の一種。5世紀ごろ、中国から機織り技術が伝わり、弥生時代の原始機が、この機に転換した。
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意匠糸
いしょうし
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素材、太さ、色などが異なる糸を撚り合わせて作った糸。ファンシー・ヤーン。
→飾り糸 "
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石割雪駄
いしわりせった
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雪駄の一種で、表を淡竹の皮製とし、真のかかとの部分に鉄片を打ちつけたもの。
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いせ
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平面の布を立体化する技法の一つ。細かくぐし縫いをして蒸気アイロンで形づくり、布面に直接ひびきをださないで仕上げる方法である。いせ込みともいう。
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伊勢型紙
いせかたがみ
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伊勢で特産的につくられる染め物用の型紙。
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いせ込み
いせこみ
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布に膨らみや丸みを持たせる縫い方や、縫ったところ。 |
磯高
いそだか
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束帯、衣冠などを着用する際に用いる冠のの縁を磯といい、その縁が高いもの。
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板揚友禅
いたあげゆうぜん
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友禅染で、模様を切り抜いた型紙で色糊を捺染する手法。
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板裏草履
いたうらぞうり
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草履の真に厚さ2cmほどの木片を、つまさきからかかとまで幾つかに区切りをつけて打ちつけたもの。
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出衣
いだしぎぬ
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衣冠、直衣を着るときに、下に着る衣の裾を出して着ること。
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板締
いたじめ
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染め技法の一つ。板に図柄を凸形に彫り、布を折りたたんで、2枚の板の間にはさみ、強く締めて浸し染めか注染にする。
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イタリアン・カジュアル
Italian casual (和製語)
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イタリア調のカジュアル・ファッションの総称。
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イタリアン・カラー
Italian collar
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V字形のネックラインの上部につけられる、衿腰が低く衿先が角になったカラー。イタリアン・ネックラインといわれることもある。
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イタリアン・キルティング
Italian Quilting
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表布と裏布を合わせて、模様の輪郭をステッチで刺し、模様部分だけに裏からわた、毛糸などの詰めものをして浮き上がらせる方法。コード・キルティングともいう。
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イタリアン・ストライプ
Italian Stripe
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単純な間隔の棒縞で、明快な色彩、コントラストをもった縦縞。
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一枚仕立て
いちまいじたて
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裏地などを付けずに表地だけで仕立てること。単衣仕立て。
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一枚袖
いちまいそで
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切り替えなどがない、一枚で出来た袖。
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市松文
いちまつもん
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色の異なる方形を交互に並べた割付文様。
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市女笠
いちめがさ
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古く京都の東西の市に買い物に出かける際に女子が用いた笠。平安時代中期以後、貴婦人は被衣の上からかぶって顔を隠したり、公卿は雨の日に使ったりした。鎌倉時代になるとその形が小さくなり、安土桃山時代には装飾をほどこしたものが用いられていたが、江戸時代にはしだいに用いられなくなった。
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一文字笠
いちもんじがさ
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菅または竹の皮でつくられる編笠の一種。側面から見ると頂が一直線であることからこの名称ができた。武士の旅行や歩行にもちいられた。
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一反
いったん
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成人の着物一着分の生地。
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五衣
いつつぎぬ
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女房装束の袿(うちき)のうち、5牧重ね袿の衣。平安末期には20枚という記録もあるが、鎌倉以降は5枚に定着した。
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五つ紋
いつつもん
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五つ紋のついた礼服。紋の位置は背紋、左右の袖紋、前身頃の左右の抱放である。
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糸切り鋏
いときりばさみ
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握って持つ小型の鋏。握り鋏。
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イノセント・カラー
Innocent color
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まったく汚れのない、きわめてロマンチックな感じの色の総称。
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燻し染め
いぶしぞめ
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革染め技法の一つ。なめし革をわらや松根をいぶして、煙で染色する技法。
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イブニング・ガウン
evening gown
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婦人用の夜会服。
イブニング・ドレス、イブニング・フロックとも言う。
胸や背、肩をなるべく大きく露出させ、丈は床までか、それ以上の長さであることが原則とされた。
材料も、絹を中心とした、豪華なもの、照明効果のあるラメ入りのものなどが選ばれた。
生活様式の変化で、形式よりもフォーマルでドレッシーな印象を与えることが出来る自由なデザインが選ばれている。
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イブニング・ケープ
Evening Cape
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イブニング・ガウンに重ねてはおるケープのこと。
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イブニング・コート
evening coat
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イブニング・ガウンに重ねて着る、ゆったりした豪華なコート。目的の会場に入るまで着用するもの。
燕尾服のこと。
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イブニング・サンダル
Evening Sandal
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夜会用のフォーマルな婦人用サンダル。甲のストラップは細く、ヒールは高いものが多い。
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イブニング・シャツ
Evening Shirt
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男性の夜間の正装用の白いシャツ。 |
イブニング・シューズ
Evening Shose
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イブニング・ドレスを着る際に履くパンプスやサンダルなどの総称。
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イブニング・ドレス
Evening dress
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男女の夜会服のこと。一般的には女性の夜会服を指す事が多い。男子の夜会服には、燕尾服、タキシードがある。
デザインも素材も豪華なものが用いられる。
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イブニング・バッグ
evening bag
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夜のパーティ用のバッグ。正装用の小型のバッグ。機能や実用的性よりもフォーマル・アクセサリーのひとつとして扱われ、装飾性の高いものが多い。オペラ・バッグとも呼ばれる。
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イブニング・ベスト
Evening Vest
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燕尾服用の襟付きの白いベスト。
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イブニング・ネックライン
Evening Neckline
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イブニング・ドレスにみられるような、首から胸や背にかけて大きくあけられたネックライン。
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イブニング・パンプス
Evening Pumps |
イブニング・ドレス用のパンプス形式の靴。男性用は黒エナメルにグログランのリボンつきスリッボン。
パンプスの中で、足の甲の部分にリボンなどの飾りがある物のこと。
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イミテーション
Imitation
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模倣、にせもの。
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イラーム
Ihraam
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聖地メッカにもうでる巡礼者が着用する服。縫い目のない2枚の布地からなり、1枚は腰に巻き、1枚は右腕を開放して袈裟がけにする。
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イヤーラウンド
year round
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季節を問わず年間を通して着られること。
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イヤリング
Earring
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耳に付ける装身具。
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イリデッセント
iridescent
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光の具合によって輝くような効果をもった生地。
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イレギュラー・ストライプ
irregular stripe
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不規則に並んだ、多色使いのストライプのこと。
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イレギュラー・ヘムライン
irregular hemline
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ヘムラインが均一でなく、ギザギザしていたり、花弁状になったりしているデザインのこと。
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色糸刺繍
いろいとししゅう
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有彩色の糸を用いた刺繍の総称。
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色留袖
いろとめそで
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婦人の礼装の留袖の地色が黒でないもの。
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色流し
いろながし
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染料などを溶かして染液をつくり、これを水の上にたらしたり、吹き乱して出来た波紋模様を紙や布帛に染めつける染法。
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色泣き
いろなき
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染め色がにじみ出して他の色と重なってしまうこと。
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イン・アンド・アウター
in and outer
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裾が水平にカットされ、短いサイド・ベンツのあるシャツの一種。ボトムの外に出しても、中に入れても着られる。
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印金裂
いんきんぎれ
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布に糊を置き、金箔を接着して、糊面から出た部分を掃き取って文様をあらわした裂。
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イングリッシュ・キルティング
English Quilting
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表布と裏布の間にわたなどを入れ、裏布に下絵を描いて刺していくキルティング。全体に凹凸ができる。
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イングリッシュ・ドレープ
English drape
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1930年代から1940年代の初めのメンズ・ファッションの流行。1920年代のスリムなシルエットに代わり、肩幅が広く、胸にもゆとりを持たせ、袖山を大きく作って、袖付け部分にくぼみが出来るほどのゆったりとしたシルエットのスーツ。
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インサーション
Insertion
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ブラウスなどの布地を切り開いてはさみこむ、装飾用に仕上げた細幅のレースや刺繍リボン。
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インサイド・アウト
inside out
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衣服の裏地をあえて表に見せること。
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インシグニア
Insignia
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職、階級、身分などを示すために衣服につけるしるし。
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インサイド・ポケット
Inside Pocket
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衣服の内側につけられたポケット。
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インサイド・ベルト
Inside Belt
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衣服の内側に縫いつけるベルト。ベルト芯のこともいう。
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インサイド・アウト
inside out
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衿、袖、裾などから裏地を見せるデザイン。
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インター・カラー
inter color
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国際流行色委員会から発表される国際的な流行色のこと。
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インターシャ
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編みもので、編んでいく過程で色糸を変えることによって表現された複雑な柄、または方法。
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インターミッティド・ストライプ
Intermitted Stripe
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規則正しい間隔をおいて、途中が切れている縞柄。
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インターレーシング
Interlacing
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多様な入り組んだパターンによってつくられる交錯文様。
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イン・ツー・タック
In two tuck
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スラックスのウエストのヒダが内向きで2本あること。
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インディア・マドラス
India madras
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インドのマドラス地方の薄手の平織綿布。
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インディア・シルク
India Silk
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インド産の手織りの絹布。
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インディア・モスリン
India Muslin
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インドでつくられている平織り綿布。織り目が細かく手触りがよい。
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インディアン・ジュエリー
Indian Jewely
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アメリカの先住民の手作りの装飾品。
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インディアン・エンブロイダリー
Indian Embroidery
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インドの伝統的刺繍の総称。
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インディアン・ブランケット
Indian Blanket |
アメリカの先住民のの肩掛けなどに用いられたストライプの織物。
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インディアン・ブロードテール
Indian Broadtail
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インディアン・ラムのうちブロードテールのように、肋骨風のうねりのある波模様のもの。
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インディアン・ヘッド
Indian Head
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良質の太番の単糸で織った平織り織物。糸むらが見え、ざっくりした風合いの素朴な趣をもつ。
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インディアン・モチーフ
Indian Motif
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北米やメキシコの先住民の装飾をヒントにした大柄な幾何模様のこと。
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インディアン・ラム
Indian Lamb
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インドやパキスタンに産する脂尾羊といわれる羊の子の毛皮。
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インディアン・ルック
Indian Look
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アメリカやカナダの先住民の民族衣装にヒントを得たファッション。
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インディアン・ローン
Indian Lawn
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イギリスで織られた綿の薄地の平織物。輸出国がインドであった。
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インディゴ
indigo
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インド産のタデ科の植物の藍からとれる青色染料のこと。
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インディゴ・ピュア
Indigo Pure
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天然の藍に対して化学的に合成されたインディゴ染料のこと。
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インティメート・アパレル
Intimate Apparel
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下着や室内着のこと。
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インド更紗
いんどさらさ
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更紗は金巾という綿織物に捺染した生地で、インド更紗は更紗の発祥の地と見られる。モチーフは植物が主体で、ペイズリー模様が特に有名。
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インド綿
いんどめん
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インド産出の綿。
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インド刺繍
いんどししゅう
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インドで作られる伝統的な刺繍。図柄が左右対称で、縁取りのある図柄が多い。
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インナー
Inner
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下着のことをいうが、スーツやジャケットの中に着る物の総称としても使われる。
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インナー・ベルト
inner belt
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シャツがまくれ上がらないように、ウエスト・バンドの内側に付ける布帯。
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インバーティド・プリーツ
Invertted Pleat
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ひだ山が突合せになったプリーツ。拝みひだ、逆ひだのこと。
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インパーテッド・ベント
inverted vent
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折り目を入れずに、たたみヒダにしたベントのこと。インパーテッド・プリーツ。
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インバネス
inverness
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フォーマル・コートの一種。身頃だけで袖がなく、肩を覆うケープ状のものが付いたコート。和装用の外套として鳶(とんび)、二重回しとよばれる。
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イン・ブーツ・ルック
In Boots Look
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パンツの裾をブーツの中に入れること。
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インフォーマル
Informal
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フォーマルの対語。形式ばらない、略式の、などを意味する。
男性は黒や紺のスーツを、女性はカクテル・ドレスなど。
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インフュラ
Infula
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司教の冠の後部についた2枚の刺繍のある垂れ飾りの1枚。
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インプレッショニスティック・プリント
Impressionistic Print
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印象派の絵画のような淡い色調のプリント。
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