サーキュラー・スカート Circular Skirt	フレアースカートの一種で、広げると円形になる。
サープリス Surplice	聖職者が着用する、広い袖がついた丈の長い、白いリネンやコットン生地のチュニック。
サープリス・ブラウス Surplice Blouse	前の打ち合わせが日本の着物のようになっているブラウス。
サイド・シーム Side Seam	脇線の縫い目。
サイド・ベンツ、サイド・ベント Side Vent	ジャケットやコートなどの両背脇の裾に入れた切込みのこと。
サイド・ポケット Side Pocket	脇ポケットの総称。
サイドウェイ・カラー Sideway Collar	前の打ち合わせが中央ではなく、左右いずれかに寄せられ、襟。
サヴィル・ロウ Savile Row	ロンドンにある、紳士服店が集中している通り。背広という言葉の語源となったといわれる。
裂織り さきおり	古い布を細く裂いて織り上げた織物。
先染め さきぞめ	布を織る前に、織る糸を染色すること。
サキソニー、サクソニー Saxony	ドイツのサキソニー地方のメリノ羊の羊毛、あるいは織物。
刺し子 さしこ	補強や保温を兼ねて、布地に糸で装飾的に刺繍して縫いこむこと。藍色の木綿布に白糸で刺すものが定番。
サスペンダー Suspenders	ズボンやスカートを肩から吊り下げで留めるバンド。
サスペンダー・スカート Suspenders Skirt	肩から紐で吊り下げるスカート。吊りスカート。
サック・ドレス Sack Dress	円筒形でウェストラインのないゆったりとしたドレス。
サックス・ブルー Saxe Blue	インディゴを材料とする染料の染め色で、灰色の色調を持つ淡い青色。
サッシュ Sash	幅の広い装飾用の帯。
サッシュ・ブラウス Sash Blouse	裾が帯状になっていて、ウエストで結べるようになっているブラウス。
サッシュ・ベルト Sash Belt	布製の幅広のベルト。
サテン Satin	光沢のある朱子(しゅす)織りの織物の総称。
サドル・シューズ Saddle Oxford Shoes	正式には、サドル オックスフォード・シューズ。靴の甲の部分に馬の鞍(サドル)形の革を付けた、紐結びの靴です。 白地に黒か茶が一般的。
サファリ・スーツ Safari Suit	半袖で肩章と4つのポケットがついたジャケット、長ズボンまたは短いズボンに、膝丈の靴下などのスタイル。
サブリナ・パンツ Sabrina Pants	映画「麗しのサブリナ」でオードリー・ヘップバーンが身に着けていた、足をぴったりと覆う、足首よりも少し短い7〜8分丈のパンツ。トレアドル・パンツ。
作務衣 さむえ	禅僧の作業着。
更紗 さらさ	インド風の花や鳥獣、幾何学模様などを手描きや型染めした綿布。日本製は絹地に染めたものもある。
晒 さらし	糸や織物の繊維の天然の色素を取り除き純白にすることや、したもの。
サラファン сарафан, Sarafan	ロシアの女性が着る、細い肩ひものついたジャンパードレス。
サリー Sari, Saree	インドなど、南アジアの女性が着用する民族衣装。薄手の細長い布を身体に巻きつけて着用する。鮮やかな色であったり、刺繍がほどこしてあったりする。
サルエル・パンツ Sarrouel Pants	イスラム圏の民族衣装。全体にたっぷりしたボリュームが有り、股の部分がひざ近くでゆったりと繋がり足首で絞ったパンツの事。
サロペット Salopette	胸当てが付き、肩ひもが後ろで交差したパンツ。オーバーオール。
サロン・エプロン Salon Apron	胸当ての無いエプロン。
サロン・スカート Sarong Skirt	布を身体に巻き付けるスカート。
サンドレス Sundress	胸、背中、肩などを大きくあけた、袖無しのルーズフィッティングの真夏用のドレス。

シアー Sheer	透き通った薄い平織物。
仕上げ馬 しあげうま	袖などの筒状の物にアイロンをかけるときに使う、脚の付いた、細長いアイロン台。
シアサッカー Seersucker	生地の表面に凸凹のある薄い生地。通常は白ともう一色のストライプやチェック。夏服地の定番。
ジージャン、ジーンズ・ジャンパー Jean Jumpet (和)	デニム地で作られたウエスト丈のジャケット。英語ではジーン・ジャケット(jean jacket)。
シース・シルエット、シース・ライン Sheath Silhouette, Sheath Line	刀や剣などのさやのように細長く、身体の線に沿ったシルエット。ドレスなどに用いられる。
シー・スルー See Through	オーガンジーやシフォンなどの薄地や、レースや目の粗いニットなどの透けてみえる素材｡またはそのような素材を使ったもの。
シーチング Sheeting	シーツ用の生地という意味。比較的太い糸を使った平織りの木綿生地。
シープスキン Sheepskin	羊の皮、または羊のなめした革。薄くて柔らかい。
シーム Seam	縫い目のこと。
シーム・パッカリング Seam Puckering	縫い目のしわのこと。
シーム・ポケット Seam Pocket	切替えや縫い目などを利用して作られたポケット。
シームレス Seamless	継ぎ目や縫い目が無いこと。
シールスキン Sealskin	アザラシやオットセイの毛皮。またはそれらに似せた生地。
ジーン・ジャケット Jean Jacket	デニム製のジャケット。ジージャン。
ジーンズ Jeans	綾織りの綿布であるジーン生地で作られたパンツをいう。

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シェイプド・ライン Shaped Line	身体の線にできるだけフィットさせたシルエット。
ジェスター・コスチューム Jesters Costume	西欧の王侯貴族に仕えた道化師の衣装。
ジェッテッド・ポケット Jetted Pocket	ポケットの切り込みの上下を布で細くくるんだもの。両玉縁(たまぶち)ポケット。
シェパード(シェファード)・チェック Shepherd's Check	白と黒、白と他の色の小さなチェック柄。スコットランドの羊飼い(シェパード)が使用したことが名の由来。小さな弁慶格子。
シェブロン・ストライプ Chevron Stripe	シェブロンは逆V字型のこと。ジグザグを並べたストライプ。
ジェラバ Djellabah	北アフリカや地中海のアラビア語圏の国の男性が着る、ウールや綿でできたゆったりとした上衣。フードと袖が付き、足首までの長さがある。
シェル・ボタン Shell button	貝から作られたボタン。
シェルワーニー Sherwani	インドやパキスタンで着用されるロングコートのような衣服。膝を下回る丈で、立襟、前中心をボタンで留める。
シェンティ shenti	古代エジプトの男性が用いた腰布のこと。初期には女子も着用していた。
ジオメトリック・パターン Geometric Pattern	幾何学模様のこと。アーキテクチャ・ラインとも。
シガレット・パンツ Cigarette Pants	紙巻きタバコのような細身のストレートパンツ。
式服 しきふく	儀式のときに着る衣服。
ジゴ袖、ジゴ・スリーブ Gigot Sleeve	ジゴは羊の脚のこと。肩口から上腕部分がふくらみ、肘から手首までは細くタイトな袖。レッグ・オブ・マトンスリーブ。
刺繍 ししゅう	面状の物の表面に、糸やひも状の物を使って模様を縫い表す手芸の技法。
縅織り しじらおり	縦横どちらかの糸を縮ませ、細かい縮みじわが出るように織った織物。
仕立て下し したておろし	仕立て上げたばかりの衣服を、はじめて着用すること。
シック Chic	上品で、洗練されていること。
躾、仕付け しつけ	縫い目や折り目を整えるために、あらかじめ荒く縫って押さえておくこと。
躾糸、仕付け糸 しつけいと	しつけをかけるのに用いる糸。生成りの躾糸はしろもという。
ジッパー Zipper	上下移動により開閉する留め具の、米の会社の登録商標名。ファスナー、チャック。
地直し じなおし	布地の織り目のゆがみを直す作業のこと。
シニョン・キャップ Chignon Cap	シニョンは束ねた髪(お団子)のことで、これにかぶせる小さな帽子や、ネットのこと。
地の目 じのめ	生地の縦横の糸目のこと。
シフォン Chiffon	薄地で透き通った、軽くてやわらかい平織物。強燃糸を使い、比較的粗めに織られる。
シフト・ドレス Shift Dress	ウエスト切替えがなく、細身でストレートなワンピース。
皺 しぼ	縮(ちぢみ)や縮緬(ちりめん)等の織物の表面の凹凸。
絞り染め しぼりぞめ	布の一部を糸でくくって染色し、白地を残す染色法。
霜降り糸 しもふりいと	数種類の繊維を使って撚りをかけた糸。

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紗 しゃ	生糸を用いた織り目が粗く、薄くて軽い織物。夏物の生地。
シャークスキン Sharkskin	本来はサメの皮のこと。梳毛糸を使い、白糸と色糸を用いて、サメの肌のように仕上げた織物。
ジャージー Jersey	糸を編むことで伸縮性を持たせた、柔らかいメリヤス地の布。
シャーリング Shirring	ギャザーをよせて、波状の襞(ひだ)を出すこと。
ジャカード Jacquard	フランスのヨセフ・ジャカールが発明した、ジャカード織機で織った紋織物。複雑な組織や紋様を表すことができる。
シャギー Shaggy	布地の表面に、毛足の長い毛羽が立った毛織物。
ジャケット Jacket	上着の総称。一般的に背広型の上着の事。
ジャズ・スーツ Jazz Suite	1920年頃に流行った、スーツ。 胸から腰にかけてはタイトで、裾はフレアーで広がった上衣に、裾に向かって細くなるズボンの組み合わせ。
シャツ Shirt	上半身に着用する肌着と、肌着の上に着用する衣類。
シャツ・ドレス Shirt Dress	シャツの丈を長くしたようなドレス。
シャネル Chanel	フランスのデザイナー、ココ・シャネル(Coco Chanel)がはじめたファッションブランド。
シャプロン Chaperon	中世ヨーロッパで用いられた、肩と頭を覆うフード。
ジャマイカ・ショーツ Jamaica Shorts	裾ロの細い、膝上の半ズボン。
シャム・ポケット Sham Pocket	見せかけだけの飾りポケット。
シャルワール Shalwar	おもにイスラム圏の民族衣装で、足首で絞ってある、ゆったりとしたズボン。
シャンタン Shantung	中国の山東省で織られた、横糸に節のある糸を使った絹織物。ドレスなどに使われる。
ジャンパー Jumper	ウエスト丈のゆったりとした前開きの上着。フランス語でブルゾン。
ジャンパー・スカート Jumper Skirt (和)	袖なし、または小さな袖付きの身頃がついたスカート。
ジャンプスーツ Jumpsuit	もともとスカイダイバーが使用する、上下が一続きになった服。
シャンブレー Chambray	縦に色糸、横に白糸をつかう平織りの綿布。
収縮色 しゅうしゅくしょく	物を実際よりも小さく見える色のこと。一般的に寒色系や暗色系は小さく見える。
シューティング・ジャケット Shooting Jacket	狩猟用の上着。猟銃を構えるために、ガン・バッチという銃を支える革の肩当てがはりつけてある。
十二単 じゅうにひとえ	日本の女性用の装束のひとつ。五衣唐衣裳。十二単は俗称で、12枚の袿を重ね着した状態。
戎服 じゅうふく	軍服のこと。
獣毛 じゅうもう	衣料に使われる、羊毛以外の動物の毛。
朱子織・繻子織 しゅすおり	室町中期に中国から渡来した製法で織られた織物。 布面に経糸か緯糸どちらかが長く浮いて、糸の交わる組織点をなるべく少なくした布地。独特の光沢があり、柔軟性に富んでいる。平織りや綾織りに比べると耐久性がない。縦糸ばかりで作られたものを「たて朱子」、よこ糸ばかりで作られるものを「よこ朱子」という。 サテンともいう。絹を用いた本繻子(シルクサテン)の他に、綿繻子(綿サテン)や毛繻子などもあるが、現在ではポリエステルなどの化繊が主流。
ジュストコール Justaucorps	17世紀中頃に現れた男性用上着。 前開きで膝丈のコート状の上衣で、背からウエストにかけてフィットし、ウエストから裾に向かって広がっている。
繻珍・朱珍 しゅちん	繻子織りの緞子の一種。地糸のほかに多色の色糸を用いて、模様が浮き出るようにした織物。
襦袢 じゅばん	和装用の肌着または下着。下着でありながら衿や袖口から見せる。
ジュペット Jupette	ミニスカートの中でもかなり丈の短いもの。マイクロミニスカート。ジュペットはフランス語でミニスカートのこと。
ジュポン Jupon	スカートの内側にはくペチコート。
シュミーズ Chemise	短い袖のついた肌着。
シュミーズ・ドレス Chemise Dress	ルーズフィットで、全体にほっそりとしたストレートなラインのドレス。装飾がなくシンプルなものが多い。
シュライナー加工 schreiner finish	綿布を高熱で加圧して、絹のような光沢を与える加工。
上布 じょうふ	上質の麻糸で織った、上等な麻織物。
ショース chausses	中世ヨーロッパの男子が用いた、靴下とズボンを兼ねた脚衣。
ジョーゼット Georgette	経緯糸ともに左撚りと右撚りの強撚糸を2本ずつ交互に織り込んで平織りにした縦横縮緬。光沢はないが、地薄で柔らかく、透けて見える、しぼのある織物。ジョーゼット・クレープともいう。 もとは絹織物だが、化学繊維や梳毛糸でも作られる。
ショーツ Shorts	丈の短いズボンのこと。 女性用の下半身用下着。
ショーティ Shortie	手首までの長さの短い手袋のこと。
ショート・パンツ Short Pants	短い丈のズボン類の総称。
ショール Shawl	肩にかけたり、頭からかぶったりして着用する、四角形の布。三角形のものもある。
ショール・カラー Shawl Collar	タキシードやガウンによく用いられる、肩掛け(ショール)をかけたときのように首元にたれる形の衿。へちま衿。さまざまな衿幅や長さがある。
飾緒 しょくちょ	軍服の右肩から胸の前に垂らす飾り紐。
ジョッパーズ Jodhpurs	乗馬ズボンの一種。腿の部分が膨らんで、膝下から足首にかけてフィットするズボン。
ショルダー・ドレープ Shoulder Drape	肩から流れるように作られたドレープ。
ショルダー・バッグ Shoulder Bag	ひもやバンド、鎖で、肩から下げるようにしたバッグの総称。正しくはショルダー・ストラップ・バッグ。
ショルダー・パッド Shoulder Pad	肩のシルエットを整えるときに使う布製の詰めもの。
ショルダー・パフ・スリーブ Shoulder Puff Sleeve	肩にたっぷりふくらませ、腕や手首のあたりでぴったりそわせた袖。
ショルダー・ライン Shoulder Line	肩線のこと。
ジラフ・プリント Giraffe Print	キリンの表皮の柄のようなプリント。
シリンダー・シルエット Cylinder Silhouette	円筒状のほっそりしたストレートなシルエット。
シルク Silk	蚕の繭からとった繊維。
ジレ Gilet	袖無しの胴着をさすフランス語。現在はベストと同義。
白衿黒紋付 しろえりくろもんつき	和装で、既婚女性の正式の礼装。留袖と同じ。
甚平 じんべえ	男性あるいは男児用のゆったりとした和装の夏用家庭着。丈が短く、袖に袂が無い。身頃につけたひもで結んで、右前に着る。
シンメトリー Symmetry	左右対称な状態。

スアー Sya	タイの女性が着る薄手のブラウス。
スイートハート・ネックライン スウィートハート・ネックライン Sweetheart Neckline	ハート型に作られた衿の形。
水兵服 すいへいふく	水兵の制服。上衣の背に大きな四角い襟が垂れ、襟の下にネッカチーフを通して前で結び、紺ズボンをはき、水兵帽をかぶる。セーラー服。
スイング・スカート Swing Skirt	歩くたびに裾が揺れ動くスカート。
スイングトップ Swingtop	ジップ・フロントで、ラグラン・スリーブのジャンパー。ゴルフ・ジャンパー。
スータン Soutane (仏)	カトリック教会の司祭や神父が平服に用いる、立襟で足下くらいまで長い服。
スウェット／スエット Sweat	綿ジャージ素材の衣服。
スーチング／スーティング Suting	スーツの上手な着こなし方のこと。 服地、洋服地のこと。
スエード Suede	革の裏側に細く短いけばを立て、ビロードのようにしたもの。柔らかくしなやか。
スーツ Suit	共布で作った上下がひとそろえになっている洋服。一般的には男性用の洋服で、上着とスラックスが一組となったもの。共布のベストを加えたものをスリーピース・スーツ(三つ揃い)という。 単に上着のみを指すこともある。背広。
ズート・スーツ Zoot Suit	1940年代のアメリカで流行したスーツの型。肩パッドで肩を広げた、丈の長いゆったりとしたジャケットに、パンツは、股上が深く、腰まわりがたっぷりとあり、裾が細くなっている。
スカート Skrit	腰より下を覆う筒状の衣服。
スカーフ Scarf	肩に掛けたり、頭を覆ったり、首や腰に巻いたりして、いろんなかたちで使われる、正方形、または三角形の布。なめらかな素材が多い。
スカジャン	光沢のある生地で作られた、背中や胸に派手な刺繍が施されているジャンパー。 第二次世界大戦後に、横須賀に駐留したアメリカ軍兵士が始めたことから、横須賀の「スカ」から名づけられた。
スカラップ Scallop	スカラップとは帆立貝のこと。半円状の波形が連続するように仕上げた装飾的な縁。衿ぐりや裾などに用いられる。
スカラップ・ポケット Scallop Pocket	フラップ・ポケットのフラップがスカラップ状になっているもの。
スカラップド・ネックライン Scalloped Neckline	貝のふちのように連続した波形にカットされた衿ぐり。
スカルキャップ Skullcap	頭に密着した、おわん型の縁なし帽。
スカンジナビア・セーター Scandinavia Sweater	北欧のスカンジナビア地方で用いられる厚手のセーター。 雪の結晶やトナカイなどの模様が編まれている。ノルディック・セーター。
スカンツ Skants	一見スカートのように見える、袴のような女性用パンツ。
杉綾 すぎあや	右綾と左綾を交互に並べ、V字形を織り出す織り方や、その織物。ヘリンボーン。
スキッパー Skipper	ネックラインの1種。本来は、異なるネックデザインが組み合わされて、重ね着に見える衿もとを形作っているもの。最近では、ボタンのないポロシャツに似ている衿型。
スキニー Skinny	皮膚のように、体にぴったりとした衣服。
スキマー Skimmer	�@ 山部が浅く平たい、つばの広い麦わら帽。 �A 袖無しで丸首の簡単な直線断ちの服。
頭巾 ずきん	被り物の一種。布を折り畳んだり、袋状にしたりして、頭部を覆い包むもの。
スクープド・ネックライン Scooped Neckline	深いラウンドネックラインのこと。ボート・ネックラインより衿ぐりが深く下げられたもの。
スクール・ストライプ School Strip	主に学校の制服のネクタイに用いられる校色を配した各種のストライプ。
スクール・タイ School Tie	スクール・カラー(校色)を用いたネクタイ。
スクエア・エンド・タイ Square End Tie	剣先の先端が水平にカットされたネクタイ。角タイ。
スクエア・ショルダー Square Shoulder	肩先がやや持ち上がっているように見える、四角い背広の肩線。
スクエア・タイ Square Tie	→ スクエア・エンド・タイ。
スクエア・トウ Suquare Toe	靴型の一つでつま先が角型のもの。
スクェア・ネックライン Square Neckline	四角に切り取ったような形のネックライン。
スコッチ・ツイード Scotch Tweed	本来はスコットランド産の羊毛からできたツイードの総称。オーバーやコートに使われる。先染めの横糸に無地の白の縦糸を斜文織にした織物。
篠懸衣 すずかけごろも	修験者が衣服の上に着る麻の法衣。上衣と袴からなり、帯で結ぶ。 房がついているイメージですが、それ自体は結袈裟 (ゆいげさ) と言う別物らしいです。
生絹 すずし	精練されていない絹糸。生糸(きいと)。 生糸で織ったままの平織りの絹布。
裾 すそ	衣服の下方の縁の部分。ヘム。
裾幅 すそはば	衣服を平たく置いた状態での、裾の横方向の長さ。
裾周り すそまわり	衣服の裾を一周した長さ。
スター・チェック Star Check	星形に見える、大きめの千鳥格子。
スタゲン Stagen	インドネシアの女性が身につける平織りの帯のこと。
スタジアム・ジャンパー Stadium Jumper	通称スタジャン。競技場で、スポーツ選手が着る防寒着着が一般化したもの。身頃と袖の色を変え、胸、背、腕などに文字を入れたものが多い。
スタッズ Studs	金属の鋲のこと。
スタッズ・ボタン Studs Button	シャツの襟や、カフス用の留めボタン。または、礼装用のシャツの胸につける飾りボタン。スタッドボタン。
スタンド・カラー Stand Collar (和)	立ち衿の総称。首に沿って立った衿型。種類は豊富。 英語ではスタンダップ・カラー、スタンディング・カラーという。
スティア・ハイド Steer Hide	去勢された雄牛の皮。一般的な牛革。
ステイズ Stays	18世紀頃にヨーロッパの女性が身に着けていた下着の一種。胴を覆う布であったが、厚みを増し、コルセットに変わった。
スティック・ピン Stick Pin	クラヴァットやネクタイを留めるのに用いらる、針状の飾り留め具のこと。頭部には装飾が施されている。
スティック・ライン Stick Line (和)	棒のように細くて長いラインのシルエット。
ステッチ Stitch	縫目のこと。 縁や縫い目を手縫いやミシン縫いで飾ること。表地と芯地の型崩れを防ぐことが目的。
捨てミシン すてみしん	布の裁ち端にほつれどめや補強のために、布端にかけるミシン。
ステンカラー (和製英語)	衿腰が高く、首に沿って直線的に折り返してある一枚衿。スタンド・フォール・カラー。ターンオーバー・カラー。
ストーム・コート Storm Coat	嵐 (ストーム) などの荒天にも耐えられるように作られた、防水・防寒性のある丈夫なコート。
ストール Stole	長いスカーフのこと。装飾、防寒に用いられる肩掛けで、大判で、長く、幅が狭い長方形のものを指す。
ストーン・ウォッシュ Stone Wash	ジーンズや皮革製品を軽石やセラミックスなどを入れて洗い、色落ちさせたり、柔らかくしたりする加工法。
ストライプ Stripe	縞模様のこと。縦、横、斜めが基本。
ストッキング Stocking	膝丈以上の長い靴下。特に、薄手の編地の長靴下。
ストマッカー Stomacker	中世のヨーロッパで用いられた、逆三角形の胸当て。刺繍や宝石で装飾されている。
ストラ Stola	古代ローマの女性用の衣服。チュニック型で、裾が長くゆったりしていて、胸下と腰を帯や紐で締める。材料はウール、麻、絹など。
ストラップ Strap	ひもや帯の総称。服飾においては肩ひものことを指す。
ストラップレス Strapless	肩ひもがなく、胸あたりまで開いたデザインのこと。
ストリング・タイ String Tie	非常に幅の狭いネクタイ。蝶結びにすることが多い。。
ストレート・スカート Straight Skirt	腰から裾まで幅が均一のスカート。
ストレート・チップ Straight Tip	靴の爪先に、横線を一本入れたデザインの靴。昼の礼装用として男性が用いる。
ストレート・パンツ Straight Pants	が直線的で、まっすぐなシルエットのパンツの総称。
ストレート・ライン Straight Line	全体的に直線的でまっすぐなシルエットの総称。
ストレッチ・デニム Stretch Denimu	収縮性のあるデニムのこと。
ストレッチ素材 Stretch Material	収縮性に富む素材。
ストレッチ・ヤーン Stretch Yarn	伸縮性のある糸のこと。
ストロー・ハット Straw Hat	麦わら製の帽子の総称。
ストロフィオン Strophion	古代ギリシャの女性が胸部を支えるために着用していた帯。チュニックのような衣服や下着の上から身に着ける。
スナッギング Snagging	衣服などが何かにひっかかり、糸の一部が引き出された状態。
スナッグ・フィット Snug Fit	ゆるくもなく、きつくもなく、適度なゆとりをもって身体に合っている状態。
スナップ Snap	衣服などの合わせ目の開閉のために用いられる、凸型と凹型が一組になった留め具。
スナップ・ダウン Snap Down	襟先が持ち上がらないように、襟の裏側とシャツをスナップで止めてある襟。
スナップ・プリム・ハット Snap Brim Hat	ブリム(つば)の縁が折り上がった形の帽子。
スニーカー Sneaker	靴底がゴムなどの柔らかい素材でできた、運動靴の一種。
スパイダーズ・ウェブ・ステッチ Spider's Web Stitch	刺繍の手法の一つ、クモの巣かがりのこと。放射線状に渡した糸に、中心から渦巻き状に通していく。
スパッツ Spats	本来は20世紀はじめに流行した、保温と装飾を兼ねてはかれた、短いゲートル、または靴カバー。ごく細身で、脚にぴったりとフィットするタイツのようなパンツ。
スパングル Spangle	装飾用の金属またはプラスチック製などの円形の薄い小片。中央の穴に糸を通して衣服などに縫いつける。スパンコールともいう。
スパンコール	スパングルがなまった日本語。
スパンデックス Spandex	ゴムのように伸縮性がある細い糸。日本ではポリウレタンと呼ばれるもののアメリカでの一般名。
スパン・ヤーン Spun Yarn	短繊維を撚り合わせた糸の総称。
スピンドル・ライン Spindle Line	スピンドルは糸をつむぐときに、糸を巻きつける棒のことで、その形状に似た、腰部がふくらみ、肩や裾がすぼまったシルエットのこと。1957年にクリスチャン・ディオールが発表した。 ＊眠れる森の美女で、王女に刺さった道具がスピンドル(紡錘)。
スプリング・コート Spring Coat (和)	春用のコートの意味。春や秋に着る薄手の軽いコートの総称。トップコート。
スプレンドン Splendone	古代ギリシア婦人が結髪を仕上げるのに用いた、布や革でつくった装飾バンド。
スペック染め Speck Dyeing	�@ 糸の段階で染めムラを作り出す染め方。 �A 毛織物中についている植物性の混ざり物を除去するため、植物性の物質に染まる染料で染める染色法のこと。
スペンサー Spencer	18世後半〜19世紀前半に流行した、長袖で丈の短いボレロ型のジャケットで、体にフィットしたものを言う。英国のスペンサー伯爵にちなむ。
スポーラン Sporran	スコットランドで、民族衣裳のキルトと共に、小物入れとして使用される大きな財布。
ズボン	衣服の一種で、2本に分かれた筒に片脚ずつを入れて穿く形のもの。
スムース Smooth (和) Interlock Fabric	両面リブ編みのニット。
スモッキング Smocking	布に細かくひだをとりながら、そのひだ山を刺繍で模様をつくりながらとめていく技法。
スモック Smock	衣服の汚れ防止のために服の上からはおる、身頃にギャザーを入れた、ゆったりとした腰丈ぐらいまでの長めの上衣。長袖のものが多い。
スラッシュ Slash	切れ目や切込みのこと。
スラブ・ヤーン Slub Yarn	ところどころに不規則な間隔で節のある糸。
スランテッド・ポケット Slanted pocket	斜めに付けられたポケットのこと。スラント・ポケット。オブリーク・ポケット。
スリー・クォーター Three Quater	4分の3のこと。コートやパンツの丈をあらわすのに用いる。
スリー・ピーク Three Peak	ポケットチーフの挿し方のひとつで、三角形の山が3個あるもの。
スリー・パッチ・ポケット Three Patch Pocket	ジャケットで、胸と腰の左右にパッチポケットがついているもの。
スリーブ Sleeve	衣類で腕を覆う部分。袖。
スリーブレス Sleeveless	袖のないものの総称。ノースリーブ。
スリット Slit	衣服の据などにあけられている切込みのこと。装飾や動きやすくするために入れる。
スリップドレス Slip Dress	胸元を大きく開けたり、深いスリットを入れた、ランジェリーのようなドレス。生地は薄くて透けるものを使うことが多い。
スリッポン Slip-On	靴紐などを用いずに足をすべり込ませて履く靴。
スレンダー・ライン Slender Line	服全体を身体の線に添わせた細身のシルエット。ペンシルラインとも。長身に向く。
スレンダン Selendang	インドネシアの女性が用いる細長い布。頭からかぶったり、肩にかけたりする。腰に巻く場合もある。
スロート・タブ Throat Tab	スロートは「喉」の意。上衿の先についたタブのことで、ボタンホールがあり、衿を起こして留める。
スロップス Slops	�@16〜17世紀にかけて使用された、ゆったりとした半ズボン。またはそのような衣類。 �A船員向けのような安物の服。
スワール・スカート Swirl Skirt	渦を巻いているような感じのスカート。エスカルゴ・スカート。
スワカラ Swakara	South-West African Karakulの略。南西アフリカ産カラクール羊の子の毛皮。

正装 せいそう	公の場で着る、定められた衣服のこと。文化や状況によって異なる。
盛装 せいそう	美しく着飾った華やかな装い。
正則斜文 せいそくしゃもん	織物の組織で、斜文線の角度が45度のもの。Regular Twill
制服 せいふく	一定の集団や組織などによって定められた服。
精練 せいれん	染色の前に、動植物繊維に付着している余計なものを除去すること。
セーマイト Samite	中世に用いられた、金糸や銀糸などを織り込んだ、絹の豪華な厚手の布。 教会のローブ、服、装飾織物などに用いられる。
セーブル Sable	黒貂 (クロテン) のこと。古来より高級毛皮として知られる。
セーラー・ルック Sailor Look	セーラーは「水兵」の意味。水兵が着用している衣服にヒントを得たスタイル。セーラーカラー、ボーダー柄、紺と白の２色配色などが特徴。マリン・ルックの一種。
セカンドハンド・クローズ Second-hand Clothes	古着のこと。
背丈 せたけ	�@ かかとから頭頂までの、体の長さ。身長。 �A 洋裁で、後ろ衿の中央の付け根からウエストラインの後ろ中心点までの長さ。 �B 和裁で、着物の身頃のでき上がり寸法。
接着芯地 せっちゃくしんじ	衣服を形づくるための芯地に接着剤がついているもの。アイロンの熱で溶かして接着する。
セット・イン・スリーブ Set-In Sleeve	肩と腕の付け根周りのラインに自然に付けられた袖。普通袖。 袖ぐりに袖を縫いつけること。
セット・イン・ポケット Set In Pocket	布に切込みを入れ、衣類の内側に袋を付けたポケットの総称。
切羽 せっぱ	ジャケットの袖口に飾りではなく、実際にボタンホールが施され、袖口が開閉できるようなもの。
セニック・プリント Scenic Print	風景をモチーフとしたプリント。
背縫い せぬい	後ろ身頃の中央の縫い目。
背抜き せぬき	上着類の前身頃と背中の肩の付近だけに裏地を付ける仕立て方。主に春夏物のジャケットに用いられる。
背バンド・背ベルト せばんど	上着類の後ろ側につけられている帯状の装飾。
背広 せびろ	共布で作った上着とスラックスが一組となった男子の平服。上着のみを指すこともある。
ゼファー Zephyr	夏の婦人服や子供服に用いられる、縦縞や格子柄の薄手の織物。
セミ・タイトスカート Semi Tight Skirt	ややタイトなスカート。
セミ・クローバー・カラー Semi Clover Collar	衿型の一種で、スーツに見られるような標準的な衿の下衿(ラペル)を角にし、上衿(カラー)は角を取って丸くしたもの。
セミ・クローバー・ラペル Semi Clover Lapel	衿型の一種で、スーツに見られるような標準的な衿の上衿(カラー)を角にし、下衿(ラペル)は角を取って丸くしたもの。
セミ・ノッチド・ラペル Semi Notched Lapel	背広の最も標準的な衿型であるノッチド・ラペルの下衿の先が、少しだけ上に上がっているもの。
セミ・ピークド・ラペル Semi Peaked Lapel	背広の衿型の一種で、下衿が鋭く上方に上げられたピークド・ラペルの変形。ピークド・ラペルよりもやや控えめ。
セミ・フォーマル Semi Formal	準礼装のこと。
セミ・フレアー・スカート Semi Flare Skirt	フレアー・スカートほど裾にかけての広がりが大きくないスカート。
セルヴィッジ Selvedge	生地の両端のこと。耳。デニムの耳を指すことが多い。
繊維 せんい	糸状の物質。
旃裘、氈裘 せんきゅう	古代中国の北方の民族が用いた、動物性の素材で作られた衣服。
染色 せんしょく	染料、顔料、薬品等を用いて、繊維や生地に色や模様をつけること。
センター・フックド・ベント Center Hoocked Vent	アイビー・スタイルに見られる、背の中心線からずれた位置に作られた裾の開き。
センター・ベンツ、センター・ベント Center Vent	上着の背中の裾の中心の開きのこと。乗馬服の据を切り開いたことから「馬乗り」とも呼ばれる。
染料 せんりょう	着色に用いる物質。

総裏仕立て そううらじたて	衣服の身頃や袖全体に裏布をつける仕立て方。
双糸 そうし	2本の糸をより合わせて1本にした糸。
繰糸 そうし	数個の繭から糸を取り出し、それらを合わせて一本の糸として巻き取る作業。
側章 そくしょう・がわしょう	軍服やフォーマルなパンツの脇に飾られているテープのこと。
束帯 そくたい	平安時代以降の、公家の正装。
ソックス Socks	靴下の総称。膝下丈の物をいう。
袖 そで	衣服で、両腕を覆う部分。
袖裏 そでうら	袖の裏に付けられた布。
袖口 そでぐち	袖の端の、手が出る部分。
袖刳り そでぐり	身頃の袖をつける部分。アーム・ホール。
袖丈 そでたけ	�@洋服で、肩と袖の縫い目から袖口までの長さ。 �A和服で、袖山から袖下までの長さ。
袖付け そでつけ	袖と身頃を縫いつけること。縫い合わせた部分。
袖山 そでやま	�@洋服で、袖と見ごろを縫い合わせる部分の袖側のカーブ全体。また、その頂点。 �A和服で、袖の上側の折り目になる部分。
外表 そとおもて	表を外側にして折りたたむこと。2枚の布などを表を外側にして重ね合わせること。
外袖 そとそで	2枚の布で作る袖の、外側の部分。内側は内袖。 一枚袖の場合、袖山線より後ろ側の部分。
ゾナ Zona	古代ギリシアの女性が、胸に巻いていた帯状の布。ゾナはギリシア語でベルトやサッシュなどの意味。
ソフト・カラー Soft Collar	芯地や糊を使わず、柔らかく仕上げた衿。
ソフト・ハット Soft Hat	ソフト・フェルト・ハットの略。ソフト帽。柔らかなフェルトで作られているので、形を変えることができる。アメリカでは、スナップ・ブリム・ハット、イギリスでは、ホンブルグ・ハットとよばれる。
梳毛 そもう	梳は毛をすくと言う意味で、羊毛繊維をくしですいて平行に並べる作業をいう。
ソリッド・シャツ Solid Shirt	無地のシャツ。
ソリッド・タイ Solid Tie	無地のネクタイ。
ソレア Solea	ローマ人が履いた一般的な室内用サンダル。
ソンブレロ Sombrero	主に南アメリカなどの男子がかぶる、クラウンが高く、ブリムの広い帽子。